[ITG] X-Planの足譜面の話
クソフマス2019お疲れさま。
おれの作ったX-Planが、他の人に「踏んでみたい」と思ってもらえて、とても嬉しい。
今回は、X-Planの譜面でどういうところにこだわったのかというところの話をしようと思う。
なんでX-Plan?
ここ最近、とある理由からギタフリにハマっていて、ギタドラの曲で譜面を作ってみたいな、と思ってた。
んでギタドラのサントラを聞き直してて、XG2のサントラでX-Plan聞いてるときに「あー、X-Planで踏めたら気持ちいいだろうなぁ」と思ってX-Planで譜面を作ることにした。
製作期間
2019/11/8 ~ 2019/12/1
土日にWGCへ遊びに行くとき、行き帰りの電車の中で譜面を作ってたので、けっこう時間がかかった。
使用ツール
- 譜面編集
ArrowVoltex (beta) Build :: Feb 25 2017 - oggエンコード
fre:ac v1.0.32 - 画像編集
CLIP STUDIO PAINT PRO Ver.1.9.4
コンセプト
- 高難度譜面を踏んだあとの、疲れた足をほぐすような譜面にする
- おれが踏みたいと思ったパートの音が踏める譜面にする
- おれが気楽に99%を狙いたくなるような構成の譜面にする
こだわったところ
左右交互で踏めるようにする
Jun-Gさんの良譜面の作り方の動画(※)で挙げられていた「2. 交互で踏める譜面にする」を実践。おれは譜面づくりの経験が浅いので、基本を守ることを大事にした。
同時がきたときは、交互の考えを一度リセットして、どちらの足で踏み始めてもいいようにしている(なるべく、同時の前の最後の単発を踏んだ足とは逆の足から始めるように意識している)。
交互じゃないところは
- 前半の連打地帯
- 1回目のサビ前の「ネバギバ」のとこ
の2つ。
連打地帯は音的に連打で踏みたかったから。最初は3連打だったけれども、意外と踏むのが難しかったので2-1の形に変更。
「ネバギバ」は諦めずに立ち上がる様子を上りの階段配置で表したかったので、ここは交互を諦めた(開幕からサビ前までミラーかければ交互になることに書いてる途中で気づいた。連打が左足になるけど)。
※ https://www.youtube.com/watch?v=D8srSpvoOpA
右足で踏むのか左足で踏むのかを明確にする
同時押しを踏んだ後や、動線の始まりの単発は ← か → のどちらかにすることを意識した。
↑ や ↓ だと、どちらの足で取ればよいのかがわかりにくく、気楽に踏むことができない。
例えば ↑ → ↑ という配置だと、↑ を右足で取ってひねるのか、↑ を左足で取って正面なのかが後の流れを見ないと判断しづらい。
また視覚的に右側にあるものは右足で取りたいので、左足で取る配置は心がもやもやするのであまり好きじゃない。
なので同時の後や、単発が続くところの先頭の矢印については ← か → にすることで、どっちの足で踏めばいいかを明確にした。
同じ向きを向き続けないようにする
ひさくんのブログの滝メソッドの記事(※)から、体の向きは同じ向きにし続けないほうがよいことを知ったので、1小節~2小節くらいの間隔で体の向きが変わるように矢印を配置していった。
向きのチェックはArrowVoltexのDancing Botが役に立った(足の向きが体の向きを表してるから)。
※ http://gamecenter-hisakunchi.blog.jp/archives/18940741.html
サビ終わりのロール
サビ終わりの「X-Plan」のところ。
喉を震わせて歌っている様子を表したかったので、ロールを置くことで「単に伸ばしているだけではない」ということを表現。
間奏のノートの置き方
2回目のサビの手前のところ。
フリーズアローがギターの音を、ノーマルアローがドラムの音を踏むように表している。
元々はすべてノーマルアローで書いていたのだけれども、このパートの一番最後のところが何の音を叩かせているのかがわかりにくいという問題があった。
ここについては友達のきりまよさんに「ノーマルの代わりに短いフリーズを置くと、ノーマルと違う音を踏ませていることをわかりやすくできる」というアドバイスをもらって、それを実践。
ギターの方が伸びる音だからという理由で、ギターをフリーズに、ドラムをノーマルにあてた。
きりまよさん、アドバイスありがとう。すごく助かった。
自分が踏みたいものを作る
こんなことを考えながらX-Planの譜面を作ってた。
「どういう譜面なら、おれは気持ちよく踏めるかな」という問いが根底にあって、それとずっと向き合った結果がクソフマス2019に投稿した譜面になる。
書いて踏んでもやっとするところは書き直して、というのを繰り返したおかげで、納得の行く仕上がりになった。
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